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フリーランスコンサルタントになるには?独立する方法・収入目安・案件の探し方
さまざまな分野においてコンサルティングの需要が高まるにつれ、フリーランスのコンサルタントとして活躍するプロフェッショナルが増加しています。コンサルティングファーム出身のコンサルタントが、ファーム退職後に転職ではなくフリーコンサルタントとして活躍しているのです。
コンサルティングファームで働くコンサルタントの方の中には、一度はフリーコンサルタントして独立することを検討された方も多いかと思います。しかし、フリーコンサルタントとして独立するには、どのようなステップを踏めば良いのでしょうか。またその実態はどうなのでしょう。会社を辞めフリーになると収入アップを実現できるのか、常駐だけでなくリモートワークや在宅の仕事はあるのか、ファーム時代と異なるスキルを求められることはあるのでしょうか。
この記事では、フリーコンサルタントとして独立する方法、収入や単価報酬の目安、案件の探し方などをご紹介します。初心者向けの内容になっていますので、これからフリーコンサルタントとして独立することを検討されている方は是非ともご参考ください。
フリーコンサルタントになるには。独立するために必要なこと。
結論から言えば、フリーコンサルタントになること自体は非常に簡単です。ファーム時代と同様に、フリーコンサルタントには資格は必要ありませんので、自分自身で「フリーのコンサルタントです」と言ってしまえばフリーのコンサルタントであると言えるのです。ただし、ビジネスをする以上、屋号は必要になりますので、個人事業主登録をするか、あるいは、会社設立をするのが良いでしょう。節税等を考慮すると、会社設立をするのが最も良いかと思います。
「フリーコンサルタントになる」だけなら、対応事項はこれくらいかと思います。ただし、「フリーコンサルタントとして生計を立てる」のであれば、フリーコンサル案件を獲得するという重要なステップが追加され、これがファーム時代とは大きく異なり最も重要な点になります。当然ながら、ファーム時代とは異なり、上司などから案件が降ってくるわけではなく、自身で獲得して自身でデリバリーする必要があるわけです。
それでは、フリーコンサルタントがフリーコンサル案件を獲得するにはどのようにすれば良いのでしょうか。
フリーコンサル案件の探し方
前項の通り、フリーコンサルタントは自分で案件を探す必要があります。いろいろな探し方がありますが、基本となるのは次の3つの方法です。
フリーコンサルエージェントを活用する
案件の獲得で特に役に立つのがフリーランス向けのエージェントです。サイト上から登録して面談を受けておくと経験とスキルに見合った案件を紹介してくれます。登録は基本的に無料ですし、職務経歴書の書き方や商談面接での受け答えについてなどもレクチャーしてくれるので助かります。また契約に伴う単価や希望条件の交渉など面倒な手続きを、代行してもらうことも可能です。この場合肝心なのが複数のエージェントに登録することです。エージェントの得意分野によって使い分けることにより効率よく案件を獲得できるようになります。
昔の同僚や知人から
昔の同僚や、知人から案件を紹介してもらうのも効果的な方法です。なぜなら同僚や知人ならば、有するスキルや性格に合った案件を紹介してくれるものだからです。また知り合いからの紹介の場合、紹介手数料なども発生しません。ただし十分な成果をあげられないと、案件を紹介してくれた知り合いに迷惑がかかることがあるので注意が必要です。
営業や問い合わせ
インターネットが発達した現代では、企業サイトやSNSアカウントなどをチェックして、自分に適した会社に直接営業や問い合わせをするのも有効な方法です。営業により手にした案件は、成果次第でお得意先の獲得にもつながります。ただしそのためには、相手企業に関してしっかりとリサーチをしておく必要があります。闇雲に営業するのは自分にとっても相手先にとっても時間の無駄なので、情報収集を怠らないのが基本です。
フリーコンサルタントの収入
フリーコンサルタントとして独立した場合、収入がどうなるのか気になる人も多いのではないでしょうか。出身ファームやランク・経験にも左右されますが、フリーコンサルタントの収入はコンサルティングファーム時代よりも圧倒的に跳ね上がります。ただし、自分にマッチする案件が常にあるわけではないので、ハイリスクハイリターンであるとも言えます。もちろん、自身の努力でリスクを下げることもできますし、リターンをさらにあげることも可能です。
コンサルタント案件の報酬
コンサルタントの単価は、案件の種類によっても変化します。ですが、スタッフレベルですと手取りは少なからず100万円程度、そして、マネージャークラスになれば150万円〜180万円と上がっていきます。これは出身ファームにもよりますが、手取り額としてかなりの値段になるかと思います。ファーム時代と同様の仕事をするのであれば、手取りは多い方が良いですよね。
フリーコンサルタントになること自体は簡単。ただし、きちんと生計を立てられるように事前の入念が準備が必要。
結論として、フリーコンサルタントに「なること自体」は非常に簡単です。ただし、その後、個人事業主・会社設立を行い、案件の獲得にむけて営業活動をする必要があります。この営業活動が非常に難しく、独立したはいいけど案件にたどり着けない、貯蓄が目減りしていく…と心身を削ることになります。
そんな時には是非ともフリーコンサルエージェントをご活用ください。皆様に変わって各企業様に営業を行ない、フリーコンサルタントの皆様へ案件のご紹介をしています。
フリーコンサル案件紹介プラットフォームPersonaでは、案件数は常時100件以上、さらに他エージェントの案件も一括でアプライ可能、さらに所属エージェントは全員ファーム出身・フリーコンサル経験者です。是非ともお気軽にご相談ください。