企業向け
【企業向け】コンサルティングファームに頼むか・フリーコンサルに頼むか
コンサルティングファームに依頼するか、フリーコンサルを発注するか、悩まれている企業様も多いかと思います。そこで今回は、コンサルティングファームへ依頼する場合、フリーコンサルに委託する場合のそれぞれのメリット・デメリットを比較したいと思います。
初めてファームやフリーコンサルを発注する企業のご担当者の方や、コンサルティングファーム/フリーコンサルを活用しているが、それぞれへのスイッチングを検討しているご担当者の方におすすめです。
フリーコンサルであれば、コンサルティングファームの大体半分程度のフィーで発注可能
費用の面で言えば、コンサルティングファームに依頼するよりも、フリーコンサルに依頼した方が大体半分程度の金額で済むことが多いです。(もちろんフリーコンサルの経験と報酬によって異なります。)
費用が安くなるのは、コンサルティングファームだと企業として収益を上げなくてはならないため、コンサルタント本人の報酬に加えて各種利益などが上乗せされていることが原因です。一方で、やはり金額が半分ともなると気になるのはクオリティの面です。
- フリーコンサルの方が、ファームの半分程度の費用で発注可能
- ただしフリーコンサルの経験と希望報酬にもよる
コンサルティングファームもフリーコンサルも担当者によってクオリティは大きく異なる
コンサルティングファームに発注する場合も、フリーコンサルの依頼する場合も、クオリティとしては担当者によって異なるという点です。当たり前のことのようですが、これにより、「コンサルティングファームだから安心だろう」ということは無くなりますし、「フリーコンサルだから心配だ」ということも無くなります。
同時に、ファームであってもフリーであっても担当者の質を見分ける必要があり、これを見分けることができればフリーコンサルに発注する方がかなりお得であると言えます。
- ファームもフリーコンサルも担当者によってクオリティが大きく異なる
- コンサルの実力を見分けることができるならフリーコンサルの方がお得
コンサルティングファームの場合はほぼ丸投げできるが、フリーコンサルの場合はある程度のコントロールが必要
コンサルティングファームの場合は、「XXをXXまでに達成します」との作業見込みをコミットしますが、フリーコンサルの場合は準委任の契約になるため、作業の詳細な達成コミットは正確にはありません。この背景により、フリーコンサルタントの委託する場合は、事実上の社員代替となることが多いため、発注主である企業の担当者はある程度の期待値をコントロールする必要があります。(優秀なコンサルタントであれば自らコントロールする動きを見せます。)
よって、コンサルティングファームには請負的に依頼していると考え、フリーコンサルの場合には、ご自身がある程度コントロールする前提で、社員代替として依頼するという意識を持たれると良いかもしれません。
- ファームの方が、ほぼ丸投げすることができる
- フリーコンサルの方が小回りが効く
- フリーコンサルは社員代替と捉えることも可
小〜中規模のプロジェクト、あるいは、担当者がコンサル経験者であれば、フリーコンサルは大変おすすめ
結論として、小〜中規模のプロジェクト、あるいは、担当者がコンサル経験者であればフリーコンサルをおすすめしたいと思います。
小〜中規模のプロジェクトであれば予算も限られているかと思いますし、体制を大きく組む必要もないのでフリーコンサル一人でも十分に事足りるかと思います。それに、その後体制を大きくする際にも、フリーコンサルを充当することで対応できます。
また、担当者の方がコンサルである場合も、フリーコンサルの採用をおすすめします。これはコンサルタントの扱い方がわかっていることが理由です。コンサル経験もなく採用経験もない方だとどのように動いて貰えばいいか戸惑うことも多いかと思いますが、コンサル経験者であれば共通言語で話せるかと思いますので、比較的プロジェクトがスムーズに進みやすいかと思います。
Personaでは、マッキンゼーやBCG、ATカーニー、デロイト、PwC、EY、KPMG、アクセンチュアなどの大手ファーム出身のコンサルタントが在籍しており、新規事業や戦略策定、PMOまで幅広くご対応可能です。プロフェッショナルによるビジネス推進にご興味はある方は是非ともフリーコンサルの採用をご検討ください。